肩の痛み

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肩の痛みについて

肩こり

肩こり

肩こりは首~肩、背中にかけて筋肉が張った、凝った、痛いといった症状が代表的です。

中には頭痛や吐き気といった症状も伴うこともあります。

主に僧帽筋という筋肉が肩凝りに関与する中心的な筋肉となります。

原因として長時間同じ姿勢をつづけたり、運動不足、精神的ストレス、姿勢不良、身体を冷やすなどが上げられます。

その状態が続くと筋肉が疲労し、血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、肩こりや痛みを起こします。

肩こりが続くと、肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)、インピンジメント症候群、腱板断裂等の肩関節疾患につながる場合もあります。

凍結肩(四十肩、五十肩)

正式には肩関節周囲炎と呼びます。40~60歳の方に最も多く現れます。

加齢に伴い肩関節内の組織が炎症することによって肩が痛くなり、徐々に腕が上がらなくなっていくのが特徴です。

3つの段階に分類されており、第1段階は3~6カ月、第2段階は3~18カ月、第3段階は3~6か月持続します。

 

第1段階:肩の痛みで発症する段階です。

症状として作業時の肩の痛み、放散痛、違和感や夜間痛が出現しています。症状が進行していくと快適な腕の置き場所(寝る、座る、立つなどの際に常に力が入っている状態)がなくなります。

〇治療内容 

痛みや炎症が強い場合は薬物療法が選択されます。また、炎症を抑える目的で安静、アイシングが必要な場合もあります。

理学療法による運動療法は肩が固まらないように肩甲骨の動き、肩の動きが必要になります。痛みの様子をみながら肩、肩甲骨の動きの改善を図ります。

また、快適な腕の置き場所がわからなくなることがありますのでポジショニングの指導といったことも提供しています。

第2段階:進行性の拘縮する段階です。

症状としては、第1段階の痛みは減少していますが、関節可動域制限が強くなります。この時期も夜間痛や運動時痛は持続している方はおられます。

腕が上がらない状態で、日常生活に支障が出ている段階です。

 例)手を後ろに回すことができない、頭を洗うことができない、反対側の肩を洗えない等

〇治療内容

関節注射や温熱療法が選択されます。第一段階では炎症症状がある為、冷やすことがありますがこの時期は炎症症状が改善されていますので温めることが大事です。

理学療法による運動療法は、積極的な関節可動域訓練が必要となっていきます。肩甲骨、肩の動き共にどの方向にも制限が残らないように運動範囲を広げていきます。

第3段階:回復していく段階です。

関節可動域制限や痛みや違和感といった症状がゆっくりと回復していく時期になります。

〇治療内容 

関節可動域制限が強い場合は関節注射が選択されます。

理学療法による運動療法は積極的な関節可動域訓練により、肩の運動範囲を広げていきます。

また、理学療法の指導の下、肩周囲の筋力訓練や日常生活動作や仕事、スポーツ等のパフォーマンス向上に向け、動作訓練をします。

 

インピンジメント症候群

インピンジメント症候群

腕を上げる際に上腕骨と肩峰の間で腱板筋の一部が挟みこまれる(インピンジメント)ことによって出現します。

進行していくと、骨に棘ができることにより、痛みの持続や腱板筋に負担がかかるので腱板断裂を引き起こす可能性があります。

症状としては腕を上げる際に引っかかるような感じや腕を上げたり、下げたりする際に痛みが出る、腕の感覚異常が出現します。

〇治療内容

痛みが強い、関節可動域制限がある場合は薬物療法や関節注射が選択されます。

理学療法による運動療法は肩関節(肩甲骨上腕関節)、肩甲骨運動の改善が必要となってきます。

痛みの様子を見ながら肩甲骨、肩の動き共に制限が残らないように運動範囲を広げていきます。

実際に挟みこまれている隙間は広げることが困難ですが肩甲骨と上腕骨が連動して動くことにより、挟みを起こしにくくします。

また、理学療法の指導の下、肩周囲の筋力訓練や日常生活動作や仕事、スポーツ等のパフォーマンス向上に向け、動作訓練をします。

改善が見られない場合は骨と骨のスペースを広げる手術が必要となります。

腱板断裂

腱板は4つの筋で構成されています。(肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋) 

腱板は肩関節を安定化させる働きを持つ重要な筋肉となっています。

一般的には肩に強い衝撃を受けたりすることによって発症しますが、日々の蓄積により50代からでも腱板断裂する場合もあります。

症状としては安静時・運動時の肩の痛み、腕が上がりにくい(進行すると上がらない)といった症状です。

〇治療内容

痛みがある場合は薬物療法が選択されます。

理学療法による運動療法は肩関節(肩甲骨上腕関節)、肩甲骨運動の改善が必要となってきます。

特に肩甲骨運動はとても重要です。肩甲骨の可動性が広がることにより、腱板へのストレスが軽減されます。

また、残存している腱板の筋肉を上手く使用するといったトレーニング等をします。

小さい腱板断裂は痛みもなく、腕も上がる、日常生活に支障がないといった方もおられますが保存療法では断裂した腱板は修復が難しく、根本的な治療にはなりません。

手術療法が根本的な治療となります。

不安定肩

肩関節は解剖学的には面積の小さい関節窩と大きな骨頭で成り立つ関節です。

人間の関節の中で最も動く関節ですが不安定な関節である為、脱臼しやすいです。

不安定肩には外傷性で発症する外傷性(亜)脱臼と非外傷性があります。

外傷性肩関節(亜)脱臼は90%以上は前方脱臼が多いです。

 

・外傷性肩関節(亜)脱臼

転落や転倒で手を後ろについたり、腕を後ろに引かれた際に起こります。

1度(亜)脱臼してしまうと不安定な状態になりますので(亜)脱臼しやすくなります。

〇治療内容

保存療法では治療困難なことが多く、手術療法が適応となります。Bankart法やBristow変法が一般的です。

 

・非外傷性不安定肩

はっきりとした外傷歴はなく、野球、バレー、テニス、バトミントン、体操などの肩を使用するスポーツ動作を反復することによって不安定肩となることが多いです。

症状として運動時の肩の痛み、肩が抜けるような感じ等です。不安定感が強い場合は何もしていない時も肩の痛みや肩が抜けるような感じがあります。

〇治療内容

不安定性が軽度の場合は保存療法が適応となります。インナーマッスル、肩甲骨周囲筋の筋力強化訓練が中心となります。

不安定性が強い場合は手術療法が適応となります。capsular shift法が一般的です。

 

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